チタンフックとイヤリングへの交換について
◆チタンフック◆
金属アレルギーの方、金属アレルギーを予防したい方におすすめなのがピュアチタンフックです。
金属アレルギーの原因であるクロム、ニッケルを含まない、国産、純度99.8%のピアスフックです。
金や銀でアレルギーが出てしまう方にもおすすめ。
すべての方にアレルギーがでないとは言えませんが、安全性の高い素材です。
色はシルバーカラーとゴールドカラーの二種類。
ゴールドカラーの方は、アンティークっぽいような、少し暗めの色です。
◆イヤリング◆
真鍮にカラーメッキを施したものです。
バネになっており、ネジでバネのきつさを調節できます。
silver925や14KGFと一緒に使用しても違和感のない色です。
素材とメンテナンス 淡水パール編
◆淡水パールとは◆
主にイケチョウ貝という淡水に生息する大型の二枚貝から採れる真珠のこと。
丸の他にも、オーバル、バロック、ケシなど様々な形があります。
天然の色で淡いピンク系やオレンジ系の色の真珠があるところも魅力の一つです。
以前ご紹介した「シャボン」も天然色の淡水パールです。
近年、養殖技術の発展により、質の良い真珠が増えています。
他の真珠に比べて汗に強く、リーズナブルな価格で気軽に楽しむことができます。
けれど、真珠がとてもデリケートな素材であることには変わりありません。
<真珠を扱ううえでの留意点>
・着用後はすぐに拭く。
・水、汗、化粧品、飲料、洗剤を付着させない。ついたらすぐに拭く。
・傷がつきやすいので貴金属や他の石と触れ合わないように保管する。
・湿度や温度が極端な場所に保管しない。
貴金属や他の天然石よりもデリケートな真珠ですが、他にはないその美しさはアクセサリーに欠かせません。
様々なシーンで活躍してくれる淡水パールは上手に扱って楽しみたいものです。
◆お手入れ方法◆
アクセサリーは一度しか使用していなくても、人間の皮脂や汗で汚れます。
特に真珠はデリケートなので、使用後はすぐに柔らかい布で汚れを拭くことが大切。
そして数回に一度は洗浄液に浸け、水洗いの後よく水気を拭き取り、乾すことをおすすめします。
真珠に使用できるおすすめの洗浄液です。
アンクルビル(旧ハガティ)社のパールクリーン50ml
<使えるもの>
真珠、ターコイズ、エメラルド、オパール、ヒスイ、べっこう、カメオ、象牙など
中性洗剤なのでデリケートな素材も傷めません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんの真珠が美しく、長く使えますように。
14KGFについてはこちら
silver925についてはこちら
素材とメンテナンス silver925編
silver925のアクセサリーを美しく、長くご使用いただけるよう、お手入れの方法をご紹介します。
◆silver925とは◆
スターリングシルバーとも呼ばれる、銀製品の中では最も一般的な素材。
みなさんも、silver925という刻印を目にすることがあるのではないでしょうか。
スターリングシルバーは92.5%の銀と7.5%の銅などの金属からなる合金です。
純銀だけでは柔らかく実用的ではないため、合金にして強度を増してあります。
銀は時間の経過とともに黒くくすんだように変色します。
これは、空気中に含まれる硫化水素と反応して、表面に硫化銀が発生するためです。
また、硫黄によっても同じ現象が起きるため、ゴムの近くに置いておくと早く変色します(ゴムは製造の過程で硫黄が加えられています)。
温泉にも硫黄を含む種類があるので要注意。
市販の銀製品にはこの変色を防ぐために、スターリングシルバーの上からロジウムメッキを施したものがあります。
この加工により、銀は空気に触れず変色しませんが、無垢の銀も表には見えなくなってしまいます。
銀は保管する際に、空気に触れないようにジップのついたビニールなどに入れておくと変色のスピードが遅くなります。
ですが、使用していれば変色は避けられません。
黒くはなるけれど、洗浄さえすればずっと美しいままなのが銀のいいところ。
お手入れをして銀の美しさを楽しみましょう。
◆お手入れ方法◆
銀には銀専用の洗浄液があります。
この液にアクセサリーを浸けて、流水で流し、乾かせば元通りの色になります。
ここでご紹介するのはアンクルビル(旧ハガティ)社のシルバークリーンミニ(50ml)
銀を傷めないマイルドな処方になっています。
<使えるもの>
スターリングシルバーの製品、アクアマリン、アメジスト、カーネリアン、ルビー、サファイア、トパーズ、ペリドット、ムーンストーン
<使えないもの>
ターコイズ、パール、エメラルド、ラピスラズリ、シェル、サンゴ
「雪の華」のように、シルバーとビーズ(ガラス)が一緒になっているアクセサリーにも使えます。
カレンシルバーの場合、長く液に浸けていると刻印の中まで白くなってしまうことがあります(ダメージになるわけではありません)。
浸けすぎないようにご使用ください。
他に、わざといぶし銀の加工がしてあるアクセサリーや銀メッキの製品には向きませんのでご注意ください。
1000円前後で販売されています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんの大切なシルバーアクセサリーが美しく、長持ちしますように。
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素材とメンテナンス 14KGF編
アクセサリーを美しく、長く使っていただけるよう、お手入れの方法をご紹介します。
◆14KGFとは◆
14KGF(ゴールドフィルド)とは金張りという意味です。
14Kゴールドフィルドは、その金属の全重量のうちの1/20以上が14Kです。
真鍮の芯に14Kを高熱と圧力で圧着しており、金の層の厚さはメッキの約100倍。
見た目には14Kと変わらず、手軽に本物の金が楽しめます。
メッキのように剥がれてくる心配はほとんどなく、お手入れさえすれば長く使うことができます。
最近は、店頭で販売されているジュエリーでも14KGFという表示を見かけることが多くなりました。
ただし、使用しているうちに色が暗くなってくる点には注意が必要。
私の印象では、製品によって違いがあるように感じます。
特に細いチェーンなどの細かいパーツほど早い傾向にあるので、こまめなお手入れをおすすめします。
◆お手入れ方法◆
金のお手入れと言っても、特に難しくはありません。
市販の洗浄液に1〜2分程度浸け、その後流水で洗い、水滴をよく拭き取り、乾かすだけです。
ここではおすすめの洗浄液二種類をご紹介します。
まず、アンクルビル(旧ハガティ)社の「アンクルビル ジュエルクリーンミニ」。
<使えるもの>
金、プラチナ、ホワイトゴールド、ダイヤ、ルビー、サファイア、アクアマリン、アメジスト、クオーツ、トパーズ、ペリドット、ムーンストーンなど
<使えないもの>
真珠、ターコイズ、ヒスイ、エメラルド、オパール、サンゴ、ラピスラズリ
石がついたアクセサリーもそのまま浸けて洗えるので簡単です。
石も一緒にきれいになります。
もう一点が、有限会社モリモトのキラテリア。
<使えるもの>
金、真珠、オパール、サンゴ、トルコ石、ダイヤモンド、アクアマリン、トパーズ、ジルコン、ガーネット、トルマリン、ヒスイ、アメジスト、メノウ、サファイア、マラカイト、オニキス、ムーンストーン、カメオ、象牙系などです。
染色された石は色落ちするおそれがあります。
<使えないもの>
silver925、エメラルド
真珠やターコイズなどの天然素材は長く浸けられないので注意が必要ですが、これらを使ったアクセサリーにもおすすめです。
「今日の空の色」のようにターコイズと14KGFが一緒になっているアクセサリーにはキラテリアが向いています。
ご紹介した二点のどちらも1000円前後で販売されています。
最後に・・・
「黒くなったな」と感じてから洗浄液につけても、元の色に戻りきらないことがあります。
私の場合、まだ大丈夫だろうと思いつつ洗浄してみると「やっぱり違う・・・」というのが常なので、黒いと思う前に洗浄することにしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
皆さんの大切なアクセサリーが、長く美しいまま使えますように。
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マーケットプレイス出品のお知らせ
お久しぶりです。
作品をネット上でも販売するため、iichi というサイトに出品しました。
iichiは全国のいろんなものを制作する作家さんたちが集まり、作品を出品するマーケットプレイスです。
簡単な登録後、作家にメッセージを送ったり、お買い物をしたりして交流できます。
アクセサリー以外にも、バッグや服、陶器、ステーショナリー、家具などたくさんのものが出品されています。
今後こちらのブログでは、オーダーメイドの作品やアップした作品、メンテナンス情報等の、お知らせをメインにしていきます。
尚、デザインのマイナーチェンジや出品により、価格が変わっているものがあります。
今後はiichiに出品されているものの価格が統一された価格となります。