素材とメンテナンス 淡水パール編


◆淡水パールとは◆

主にイケチョウ貝という淡水に生息する大型の二枚貝から採れる真珠のこと。
丸の他にも、オーバルバロック、ケシなど様々な形があります。
天然の色で淡いピンク系やオレンジ系の色の真珠があるところも魅力の一つです。


以前ご紹介した「シャボン」も天然色の淡水パールです。




近年、養殖技術の発展により、質の良い真珠が増えています。
他の真珠に比べて汗に強く、リーズナブルな価格で気軽に楽しむことができます。

けれど、真珠がとてもデリケートな素材であることには変わりありません。


<真珠を扱ううえでの留意点>
・着用後はすぐに拭く。
・水、汗、化粧品、飲料、洗剤を付着させない。ついたらすぐに拭く。
・傷がつきやすいので貴金属や他の石と触れ合わないように保管する。
・湿度や温度が極端な場所に保管しない。



貴金属や他の天然石よりもデリケートな真珠ですが、他にはないその美しさはアクセサリーに欠かせません。
様々なシーンで活躍してくれる淡水パールは上手に扱って楽しみたいものです。


◆お手入れ方法◆


アクセサリーは一度しか使用していなくても、人間の皮脂や汗で汚れます。
特に真珠はデリケートなので、使用後はすぐに柔らかい布で汚れを拭くことが大切。

そして数回に一度は洗浄液に浸け、水洗いの後よく水気を拭き取り、乾すことをおすすめします。


真珠に使用できるおすすめの洗浄液です。


アンクルビル(旧ハガティ)社のパールクリーン50ml


<使えるもの>
真珠、ターコイズ、エメラルド、オパール、ヒスイ、べっこう、カメオ、象牙など

中性洗剤なのでデリケートな素材も傷めません。



最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんの真珠が美しく、長く使えますように。





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